18きっぷひとり旅 吹屋ふるさと村編

 

18きっぷを使って、大阪から岡山まで行ってきました。今回の旅のお目当ての一つが、吹屋ふるさと村ポケモンGOとコラボ中なんです。2023年7月19日まで、リアルポケストップが設置されていて、街全体がその街に合ったポケモンで装飾されています。

 

辺鄙なところにあるけれど、とても良い村だったので、ちゃんと記事を書きますよ〜。

 

私は運転できないので、公共交通機関のみで移動します。朝5時台に大阪を出発し、姫路駅で乗り換え(その名も18きっぱーの大移動)ます。姫路駅から備中高梁駅までは3時間半くらい乗車していました。座れなかったら地獄なので姫路駅で猛ダッシュする必要があります。

 

備中高梁駅からはバス移動。10時台のバスを逃すと帰りのバスがなくなってしまうので、緊張しました。備中高梁駅にある高梁バスセンターにはおしゃれな図書館とスタバが併設されていて、暇をつぶせます。

 

備中高梁駅からバスで50分、終点まで乗るとやっと吹屋ふるさと村に着きます。運賃はICカードで払えませんでした。

 

山の中に赤い屋根の集落が突如現れるんですよね。ここでやっと写真が登場します。

 

着いたのが12時前だったので、まずCafe燈というお店でお昼ごはんを食べました。ランチメニューは1種類で、野菜中心でおいしい!豪華ですが、少食の私でもペロッと食べられました。確か金土日祝だけの営業だったので、要注意です。

 

 

広々とした4人席にぽつりと座り、さすがに孤独を感じざるを得ないな…と思っていたらお店のおばあちゃんが話しかけてくれてほっこりしました。

 

ランチを美味しくいただいたあとは、リアルポケストップを目指しながら村を散策します。

 

お〜やっとるやっとる。お店にポケモンが描かれたのれんがかかっています。

 

ポケストップまですぐみたいです。吹屋ふるさと村の街並み自体、全長1kmくらいなのでちょうど良いです。

 

吹屋ふるさと村はベンガラという赤色顔料の産地で、その赤色はジャパンレッドと呼ばれています。ジャパンレッドにちなんで、赤色のポケモンがお店に登場して、盛り上げてくれています。

 

ブビィとブーバーののれん。観光客のおばちゃんがこののれんの前でブビィの物真似をしていました。ポケモンが老若男女に愛されていることが分かります。

 

街並みから外れて坂をのぼると、リアルポケストップのある旧吹屋小学校が見えてきます。

 

小学校だからプールも残っています。ミズゴロウが遊んでる。

 

ポケストップ、でかい。私の身長は、男性の平均身長くらいです。

 

小学校は500円で見学できて、ベンガラについて学ぶこともできます。撮影自由なので、複数人で来たら記念撮影が捗りそうです。

 

坂をおりて、街並みに戻ります。

 

お団子屋さんがあったので、ひと休みすることにします。ベンガラ色(紫芋味)の団子を食べました。

 

ヒコザルにお団子を狙われています。お店のおばちゃんが優しくて、お団子も美味しかったのでぜひ寄ってほしいお店です。

 

この時点で14時くらい。15時45分発の最終バスまでまだまだ時間がありますが、正直やることがなくなりました。

レンタサイクルを使えば周辺の施設や寺社にすぐ行けるのですが、そんな体力はありませんので、ぶらぶらしたり、神社のベンチで読書したりしていました。

 

縁側からこちらを見ているニャビー

 

 

ランチを食べたカフェのおばちゃん達とおしゃべりする機会があったのですが、カフェで働いているお兄さんは、吹屋ふるさと村の温かみに惚れて移住したそうです。みなさん優しかったので、その気持ちが少しわかりました。

 

ポケモンGOとタイアップしていなかったら、この村のことを知らないままだったと思うので、この機会に来れていい思い出になりました。

 

吹屋ふるさと村から備中高梁駅までのバスは1日3本で、15時45分が最終です。無事に乗れてほっとしました。

 

お目当てがここだけなら大阪から日帰りも可能ですが、私は倉敷市のポケふたを巡りたかったので岡山市に戻り、一泊しました。ポケふたのことは次の記事で書きたいと…思います。